CloudWatchダッシュボードでウィジェットのラベル名を統一すると、一括操作できます。
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はじめに
CloudWatchダッシュボードには、普通は複数のウィジェットが設定されることになります。
ウィジェットのラベル名を統一してやれば、一つのウィジェットの操作で他のウィジェットも操作できるようになります。
これを知る前は、特定の1インスタンスに関連するメトリックスだけみたい場合などは、
個々のウィジェット(CPUのウィジェット、MEMのウィジェットなど)でぽちぽちと選んでいました。
ラベルを統一すればこの様な作業が一気に楽になります。
サンプル
CloudWathダッシュボードに[選ぶグラフ],[一緒に動いてほしいグラフ]という二つのウィジェットを準備します。
[選ぶグラフ]の方で一つのメトリックスを選ぶと,[一緒に動いてほしいグラフ]の同じラベルのメトリックスも動くようにします。
■ラベルを同じにしてない場合
[選ぶグラフ]でラベル[AccountProvisionedReadCapacityUnits DynamoDB]を選びましたが ラベルを統一していないので、[一緒に動いてほしいグラフ]は特に反応しません。
■ラベルを同じにした場合
[選ぶグラフ]と[一緒に動いてほしいグラフ]で、同じラベル名[hogehoge]のメトリックスを設定しました。
この状態で[選ぶグラフ]で[hogehoge]のラベルを選ぶと、[一緒に動いてほしいグラフ]の[hogehoge]のラベルが選ばれます。
逆に[選ぶグラフ]で[hogehoge]のラベルを非表示にした場合は、[一緒に動いてほしいグラフ]の[hogehoge]は非表示にされます。
まとめ
ラベル名さえ同じであれば、実際のメトリックが別の無関係なものでも一括で操作できるようです。
ウィジェットが増えているダッシュボードほど効果が高いので、一手間入れておくと後で楽ができるかとおもいます。